発注前チェッカー
注文を出す前に、この画面を通してください。買値を入れると、あなたが設定した損切り幅が自動で入ります(初期値は−5%。上の「ふだんの損切り幅」で自由に変えられます)。あとは買っていい株数・リスクリワード・期待値が入力した瞬間に出ます。設定は端末に保存されるので、2回目からは価格を入れるだけです。
あなたの前提(保存されます)
今回のトレード
※ 数字を入れると自動で計算されます
このチェッカーがやっていること
プロと素人を分ける一番の差は「何を買うか」ではなく「いくら賭けるか」です。このチェッカーは、資金管理の世界標準である2%ルール(1回のトレードで失ってよいのは資金の2%まで)をベースに、次を一括計算します。
- 買っていい株数 = 許容損失(資金×リスク%)÷ 1株あたりのリスク(エントリー価格−損切り価格)
- リスクリワード比(RR) = 利確幅 ÷ 損切り幅。1.5未満は分の悪い勝負
- 必要勝率 = そのRRで収支トントンになる勝率。自分の実際の勝率と比べる
- 期待値 = 想定勝率で繰り返した場合の1トレードあたりの平均損益
運営者は資金100万円で、損切りは買値から−5%に必ず置く(逆指値・成行)ルールで実運用しています(2026年4月〜8月の確定で +132,880円/50トレード=26勝24敗・勝率52.0%・PF1.57)。「損切り価格を先に決めてから株数を逆算する」——このチェッカーの流れは、その実践そのものです。勝率が5割程度でも、RRが1.5〜2あれば資金は増えていきます。
ポジションサイズ(買っていい株数)の出し方
資金管理の中心にある計算です。先に決めるのは株数ではなく「損切り価格」——ここが逆になっている人がとても多い。
買っていい株数 = 許容損失(資金 × リスク%)÷ 1株あたりのリスク(エントリー価格 − 損切り価格)
資金100万円・リスク2%なら許容損失は2万円。エントリー1,500円・損切り1,425円なら1株あたり75円のリスクなので、2万円 ÷ 75円 = 266株 → 単元100株なら200株までとなります。
ここから分かる大事なことが1つ。損切り幅が広い銘柄ほど、買える株数は減ります。「損切りを遠くに置きたい」なら、その分だけ枚数を落とさないとリスクが膨らみます。逆に損切りを近くに置ける形(サポート直上など)を待てば、同じリスクで大きな枚数が持てます。エントリーを選ぶとは、損切り位置を選ぶことです。
リスクリワード比(RR)と必要勝率
RR = 利確までの幅 ÷ 損切りまでの幅。損切り75円・利確150円なら RR は 1:2 です。この比率が決まると、収支トントンになる勝率(必要勝率)が自動的に決まります。
必要勝率 = 1 ÷ (1 + RR) 例:RR 1:2 なら 33.3%、RR 1:1 なら 50%、RR 1:0.5 なら 66.7%
つまりRR 1:2 なら、3回に1回勝てば損をしません。勝率を上げるのは難しいですが、RRを整えるのは自分で決められます。だからプロは勝率よりRRを見ます。運営者のルールはRR 1.5以上——それ未満は「分の悪い勝負」として見送ります。
損切りラインをどこに置くか
運営者は買値から−5%を基本にしています。100万円の資金で2%ルールなら許容損失2万円、−5%の損切りなら投入額は40万円までが上限、という関係になります。
ただし%で機械的に決めるより、チャート上の「そこを割ったら想定が崩れる価格」に置くほうが理にかなっています。直近安値の少し下、移動平均線の下、直近のサポートの下——そこを割ったら「買った理由が消えた」と言える場所です。%は、その位置が資金管理上ありえない幅かどうかを確かめる物差しとして使ってください。
そして損切り注文は、買い注文と同時に置いてください。「下がったら切ろう」は、ほぼ実行されません。人は含み損を確定させるのが苦手だからです。注文として市場に置いてあれば、感情は関係なくなります。
個別の銘柄をおすすめするものではありません。計算・教育目的のツールです。